アメリカは日本の何倍もの国土があり、初めて足を踏み入れた時はそれだけでもまったく異なる土地に来たという感覚が沸くものです。そしてそのアメリカへ留学するということは移民大国であるがゆえに様々な文化や習慣、体に良いタヒボ茶が美味しいと思うかどうかなど価値観の違いを体験することもできます。
サンフランシスコに留学した経験がありますが、アメリカ人はおおらかで細かいことにあまりとらわれることなく、いつも明るく元気な人が多いです。島国である日本人にはない気質を持っています。率直に自分の気持ちを伝え、言わなくてもわかるだろうという日本人特有の感覚は持ち合わせていません。
ですので、アメリカ留学を実のあるものにするためにはまず日本人という殻を脱ぎ捨て、英語文化のもつ直接的ではっきりと自分の意見を伝えるという習慣を身に着けることが大切です。自分の意見が間違っていてもそれは決して恥ずかしいことではありません。
人間ひとりひとりが違う意見を持っていることは当然のことなのですが、「出る杭は打たれる」的な文化で育った日本人にとっては、まずその感覚から脱皮し、自分の意見をはっきりと述べることのできる人間に自分を変えていく必要があるでしょう。